かなり昔に大きな嘘をついた件。
さて、昨日バイキングにて小さな嘘をついたお話をしましたが、
「嘘をついた」といえば…と、
なかなか面白いエピソードを思い出したので今日はそちらを。
さかのぼること、小学校5年生の頃。
社会の授業で第二次世界大戦の話になりました。
担任の先生は聯合艦隊司令長官・山本五十六さんのエピソードを語ってくれました。
この方ですね。
この頃はあまり先生の言っていることも分からず、
でもとにかくこの人、すげ~人だ…と思ったのを覚えています。
そしてそんな英雄と苗字が同じ自分…
授業が終わったあと、何を思ったのか
私は隣の席の男子・荒尾くんに
「さっきの山本五十六さん、私のおじいちゃんなんよ」
という壮大なスケールの大嘘をついてしまいました。
今思えば年齢の関係からも、絶対にそんなことはありえません。
五十六さんが当時生きていれば
121歳の祖父ということになります。
まぁそこはさすが小5、そんな誤差に気づくことなく
「え、SUGEEEEEEEEEEE!!!!!!!!」
と荒尾くんは叫びました。
私はほんの軽い気持ちで言ったので
そんな大きなリアクションが返ってきたことに若干ビビりました。
すると間髪入れずに荒尾くんが、
「山本のじいちゃん、山本五十六らしいで!!!」
と、教室中を駆け巡り始めました。
するとみんなが「えぇっ!?!?」と驚き、
教室中が大騒ぎ。
五十六さんという偉人を完全にナメていた私は
取り返しのつかないことをしたと気づくが、何も言えず。
…訂正することなく十年が経ち、今に至ります。
当時のクラスのみなさん、ごめんなさいね。
私のじいちゃんの名前はヒデカズです。